MBA最速独学カリキュラム⓪-4(上級科目後編)

MBAのエッセンスを独学で学ぶカリキュラムをシリーズで紹介していますが、今回は、⓪全体感の把握(上級科目)について考える後編です。

MBAのエッセンスを独学で学ぶカリキュラムをシリーズで紹介していますが、今回は、⓪全体感の把握(上級科目)について考えたいと思います。...

10のカリキュラム(おさらい)

MBAカリキュラムを一覧にしたページです。 0.全体感の把握 ・カリキュラム目次  ・カリキ...


今回の参考図書

ここからは、自分のメモの要素が強くなりますが、大事だと思うこと、キーワードを中心に記していきます。引用部分は『』で表します。

グローバル経営

 『そもそも、なぜ企業はグローバル化をしなくてはならないのか』という問いに、国内だけでは持続的成長ができないからだ、という答えが出される。企業の海外進出の理由は、経営資源の獲得 or 市場の2つだ。

しかし、進出先のカントリー・アナリシスが大事で、カントリー・アナリシス・フレームワーク(パフォーマンス、戦略、コンテキスト)が紹介される。また、ビジネスのグローバル化には、市場選択と競争優位の2点をしっかり押さえるべきと述べられる。

グローバル化には段階があり、輸出展開モデル→現地適応モデル→バリューチェーン分解モデルとつながっていく。そしてバートレート&ゴジャールの理論とゲマワットの理論が紹介される。

グローバル化戦略立案の4+1モデルが紹介され、規模・現地適応・ナレッジ・際の活用の4と企業特性・文化との整合性の+1を押さえることになる。輸出展開モデルでは規模のみだが、現地適応モデルでは規模+現地適応+ナレッジ、バリューチェーン分解モデルでは差異化が鍵となる。最後にグローバル化のレベルアップとして、CAGE(Cultual, Administratice, Geographical, Economical)という4つの隔たりを理解するフレームワークが紹介される。

再びバートレット&ゴシャールが登場し、3つの組織形態(マルチナショナル→インターナショナル、トランスナショナル)が紹介される。また、グローバル組織に求められる組織能力をグロービスでは『LEAN』(Learning, Efficiency, Adoptbility, Network)と呼ぶそうだ。そしてマトリクス組織の弾力的運用とバウンダリー・スピナー(境界連絡者)の活用が鍵となると述べられる。

次にグローバル組織の管理として人材(採用→配置→育成→成果・報酬のプロセス)、財務、ナレッジが紹介される。

更には、コーポレート・ガバナンスと理念が紹介される。これは日本企業がケースに取り上げられそうですね。

次に人材ということで、リーダーリソースのポートフォリオ管理、グローバル人材に必要な3+3能力(ビジネス:ビジネスフレームワーク、コンセプチュアルスキル、ヒューマンスキル+グローバル:英語力、国際的視野、異文化コミュニケーション力)が紹介される。

最後に、変革マネジメント、世界のつながり、CSV経営、東洋的価値観と西洋的価値観、そして日本的経営の価値観の重要性も述べられる。

一章に内容詰め込みすぎでないですか…(笑)

組織変革・事業再生

次の章は変革の重要性と3つの類系で始まる(変化創出、変化適応、再生)日本について、戦後から続く「護送船団方式」、「株式の持ち合い」、「予定調和経営」、「先送り経営」が挙げられ、2000代以降の「再生」への国を挙げた取り組み(民事再生法、会社更生法などの法整備)が紹介される。以下抜粋メモである。

ロセス:財務構造の再構築、事業構造の再構築、ガバナンスの変革

生制:私的再生と法的再生(会社更生法、民事更生法)、また経営統合による再生

変革の類型:変化創出(市場変化、既存市場の拡大・深化、新市場創出)、変化適応(ビジネスモデル転換、事業ポートフォリオ組み替え)

変革理論:クルト・レヴィンの変革モデル、ジョン・コッターの8段階の変革プロセス

最後に変化創出のための3段階(環境認識・戦略立案、意思決定、実行・定着)と8ステップ、抵抗勢力への対応、変革人材に求められるスキル(本質力、更新力、コミュニケーション力、主体的推進力)とメンタリティ(リスクテイク、軸、粘り強さと柔軟性、当事者意識)が紹介される。

エコノミクス

まず、経営学(限られた資源でのオペレーションと利益追求)と経済学(ヒトモノカネの根本的な関係性を考える)の違いが説明される。経済学にはミクロとマクロがある。エコノミクスは別途まとめるつもりなので、以下、キーワードだけメモしておく。

ミクロ経済学:需給の均衡、コストの関数的変化、限界分析と価格弾力性、相互作用を加味した均衡(ゲーム理論)、市場の失敗

マクロ経済学:パラメータ(GDP、物価、利子、為替、失業率、財政収支、貿易収支、税制、その他)、金融政策、財政政策、貨幣数量理論と為替動向、比較優位理論と機会費用、情報経済学、ネットワーク経済学、行動経済学、経済学派のMAP、各国の政策、歴史的な経済環境変化と対応策(アメリカ大恐慌とニュ−0ディール、ユーロ、リーマンショックとQE、日本の長期デフレとアベクロ)

ちなみに、この本を別途読んでみた。

おわりに

過去2回にわたり、上級科目について一気に学んだ。正直内容が濃すぎて、学んだというよりメモしたという方が近い。しかし、トピックは本書のおかげで押さえる事ができた。

スポンサーリンク
レクタングル大