
こんにちはLunaです。
「MBA家族帯同:妻が伝える子連れMBA留学」シリーズでは、夫がMBA留学を終えたいま、パートナー目線で、受験から渡航準備、スペイン生活、コロナによる帰国、夫の単身渡航、卒業までのMBA留学を、紹介しています(目次&はじめに)。
今回は第12弾の夫の単身渡航と卒業編です。

コロナに振り回された1年間でしたが、2021年は新たなスタートです!!
夫がスペインへ単身渡航
帰国から数ヶ月、沢山話し、情報を収集し、家族のことを考え、妻と子どもは日本にのこり、夫はスペインへ。私の判断は、臆病なのか、どうなのか。
妻の私と、子どもの行動は私にゆだねられました。
コロナの事を考えれば、子どもの事を考えれば、夫の日本にとどまっていた方が安全、安心。
でも、私は?
スペインに行かない方が良い、行きたい。
こどものためには…夫のためには…日本にいた方が良い。
じゃあ、わたしは?
スペインに渡ってまたロックダウンしたら、同じことを繰り返すの?
と何度も何度も繰り返し色々なパターンを想像し、日本にとどまる事を決めました。
助かるLINE
夫と子どものコミュニケーションは1日に1回のLINE電話になりました。
子ども、パパがいない事、それほど寂しがりませんでした。
でもたまに、パパに会いたいの。って言葉を漏らす事も。
本当は、一緒にいたいんだよね。
夫は、淋しいと思う事もあったようですが、自分のタイミングで寝起きし、思う存分勉強でき、ぶつくさ言う妻もいない。淋しいと思いながらも快適だったんではないでしょうか?(どうやら、白髪が減ったそう。いいなあ、私は増えた!)
夫帰国
夫が予定より早く帰国。もちろん、短期で家を借りて2週間待機。2週間待機を経て同居を開始しました。
子どもはうれしそう。何度も書き直したパパへの手紙を渡せて、初めてパパからの返事ももらい子どもは大満足。
リモートで授業は続くけど、以前より遊んでくれるパパに、パパ、パパと沢山近寄るようになりました。
よかったよかった。
夫卒業
無事成績も出て、やりたい事も何となく見え始めて、仕事も新たな気持ちでスタートな夫です。おめでとう。よかったね。
…スペインから帰国、その後色々ありました。
私の心は、今思えば、スペインにもう一度渡った夫や友人ががうらやましく感じました。
日本にとどまった事は私の判断。それは、後悔もしていないし、それで良かったんだと思います。でも、夫がうらやましく感じるのは、自分のためにスペインにもう一度渡ったことを決断した事。夫は、いつだって夫の人生の主人公です。
わたしは?
結婚した時から、子育て、夫の転勤や海外赴任に振り回される事はわかっていたし、それでもいろんな決断は夫に任せるわけでなく、自分でしてきました。でも私は、妻であり母である。そこを優先してしまいます。だから、サポート妻になれたのです。
私は、私が妻であり、母でもあることは、うれしい。
でも、私は私の人生の主人公として自覚して、思案し、行動し、生きなければ、夫や友人、沢山の人をうらやむ事だけで終わってしまう。
そう考えさせられた、夫とコロナに動かされてた1年でした。
働き方改革やアフターコロナの働き方など、良く耳にします。
主婦として、妻として母として、私としてもコロナ後のはたらき方、生き方改革が必要だなと思いました。さて、なにしようかな。
おわりに
「MBA家族帯同:妻が伝えるMBAの真実」シリーズ、今回の記事で完結です。

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