今回は2020年10月に、マドリードからドーハを経由し、成田へ帰国したときの最新情報をくわしく紹介します。
コロナ下での帰国に際し、空港や機内の状況、成田空港でのPCR検査から隔離期間まで、事細かにまとめています。
マドリード・バラハス空港から出発
空港
空港は利用者しか入れないので、入り口で航空券を見せて入ります(送迎の人は空港の外で待機)。空港内の人は全盛期の数百分の1しかいないと思います。まるでゴーストタウン。
チェックインですが、そもそも空いているカウンターが数十分の1しかありません。もちろん利用者も少ないので、並ばずにチェックインが完了します。
店は9割クローズしています。
手荷物検査場もご覧の通りガラガラで、並ばずに進みます。
ボーダーコントロールの後の搭乗口ですが、ご覧の通り人が全くいません。
機内(MAD-DOH)
機内は数えたところ、50-100席に一人くらい埋まっていました(1-2%というところ)。マスクに加えて、フェイスシールドの着用が義務付けられています(ダースベイダーみたいですね笑)。
ドーハ・ハマド空港
ドーハでは降機後に検温があっただけで、その後はスムーズに事が進みました。
空港
誰もいないマドリードとは違い、ドーハは人がたくさんいました。夜中にも関わらず、お店も普通に開いています。
トランジットなので特にやることもなく、カフェでゆっくり待ちました。
機内(DOH-NRT)
今度は10-20席に一人という感じで埋まっていました。1列9名(3×3)なので、1-2列に1人という感じでしょうか。夜行便なので食事もドリンクも全て断って、マスク・フェイスシールド・耳栓・アイマスクという完全防御体制で眠ることができました。
基本的に3席使えるので、横になれたのが幸いでした。
成田空港に到着
到着してから空港を出るまで、合計3時間半〜4時間ほどかかりました。
待機
飛行機を降りてから、長い通路(歩く歩道の横)で椅子に座って待機でした。まずは1時間半ほど待ちました。
ようやく移動でき、10分ほど待機したのち、唾液でのPCR検査に進みます(ここまで2時間弱)。
唾液検査
簡易ブースで、一定以上の唾液をプラスチック容器に入れておしまいです(5分程度)。鼻や口に綿棒を突っ込む形式も経験しているので、それよりも相当楽です。子供は周囲にいなかったので分かりませんが、どうしているのかは不明です。
前回、2020年3月に帰国した際は、鼻に綿棒を突っ込む形式で、検査結果も翌日〜翌々日だったので、相当進化しています。
検査結果待ち
小刻みに移動し、途中で書類や隔離場所のチェックが終わったあと、検査結果をひたすら待ちます。これも長い廊下に椅子が間隔を開けて並べられています。何百人がいて、番号が放送で呼ばれるまでひたすら待機です。私の場合は、検査から結果を聞くまで2時間弱でした。
近くの人で、再検査が必要と伝えられている人がいましたが、数十分〜数時間程度追加で時間がかかるようです。
付近のホテルに一泊
公共交通機関が使えないため、徒歩圏内のホテルで一泊しました(徒歩圏内とはいえ、合計50kg越えの荷物は相当大変です)。
レンタカー
翌朝レンタカー店まで歩いていき、運転して14日の隔離場所まで移動しました。
隔離期間
14日間じっくり待機しました。対象者には体調チェックのフォローアップがあります。以前は保健所から電話だったのが、今は厚労省のラインアカウントに返答でよいので進化しています。情報も保健所に共有されます。
おわりに
一番時間がかかったのが成田空港でした。日本に帰れたのは嬉しいですが、待機期間は相当ストレスでした。今回の話が、少しでも参考になれば幸いです。
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