スペイン救急外来体験談

⑧スペイン生活情報

今回はスペインの救急外来体験談を紹介したいと思います。外国で緊急事態が起きた時には(特に子供の場合)、とても不安だと思いますので、私の体験が参考になると幸いです。

*留学生の個人的な体験談で、保険会社によって対応が違うと思いますので、具体例の一つとして考えてください。

事件発生

こちらの住居は床がコンクリートの場合も多いので、子供がいる場合は気を付けなければいけません。ある日曜日の夜、子供がデュプロ(レゴの大きいやつ)で遊んでいたのですが、気がついたら子供がソファーから転倒しました。落ちた場所がデュプロの上で、額を2センチほど切ってしまいました。とりあえずガーゼで止血をしたのですが、パックリ切れているので、まずはいつもの保険会社に電話しました。

急いで状況を伝えると、電話越しに日本のお医者さんと会話ができました。お医者さんの判断は、病院に行った方が良いとのことだったので、保険会社に子供の処置ができる病院を探してもらいました。

1つ目の病院

病院を教えてもらったので、急いでUberに飛び乗って救急外来に飛び込みました。提携病院でもなく保険会社から話を通してもらう時間もなかったので、子供の傷を見せて受付をしてもらいます(英語は通じません)。その場でパスポートを見せて、200ユーロを払うよう要求され、カードで支払いました(あとでデポジットだと分かったのですが、その場ではよくわからず支払った汗)。

わりとすぐお医者さんに見てもらいましたが、傷口を見て私たちには子供を処置できる医者がいないので、別の病院に行ってくれと言われてしまいました(え!小児科って書いてあるのに見れないの?と思いましたが、スペインでは、え!?みたいなことはよくあります)。幸い、近くの病院を紹介してもらったので、ÜBERで急いで移動しました。

2つ目の病院

2つ目の病院も、受付では英語が通じず、Google Translationを使って意思疎通。デポジット200ユーロを支払って中に入ることができました。お医者さんは子供の対応ができるみたいで、すぐに縫うからと言って、その場で2針塗ってくれました。子供はその時は激しく泣きましたが、すぐにケロっと眠って、少し一安心。

お医者さんは英語ができる方が多いのですが、このお医者さんは英語がほとんど通じず、全てスペイン語で説明を受けました(頭切った時は縫うか縫わないか、何針塗ったのか、痛み止めはどうするか、抜糸はいつなのかと、経験上わかるのでコミュニケーションは取れます。あとで診断書を全て翻訳して内容を確認しました)。

その後受付に行き、支払いでしたが、200ユーロ以下だったので一部返金してもらえました。抜糸は10日後ということでしたので、予約をとって帰路につきました。この場では隣に英語の話せるお父さん(娘さんの診察で来ていた)がいたので、通訳してくれました。

*ちなみに、ShopやCafeでも前後で並んでいる人が通訳してくれることがよくあります。みんな優しい。

帰宅

とりあえずスペイン式の処置が良いのか悪いのかよくわからないため、日本の知り合いの整形外科の先生に傷口の写真と診断書を送って、相談しました。幸い、同じ見解だったので安心して眠りにつきました。

抜糸

10日後の予約した時間に同じ病院へ向かいます。抜糸の処置自体はすぐに終わりましたが、子供は痛みで少し泣きました。処置をして帰ろうとすると、やはりスペイン。トラブル発生です。

事前に保険会社から病院に連絡し、キャッシュレスの手配を完了していたのですが、受付には全く話が通じていない様子。今回は英語が話せる方でしたが、ATMで現金を下ろして来てと言われたり、保険会社に電話したりして揉めていたのですが、そこに通りかかった別の職員さんがキャッシュレスの手配ができている書類を持ってきて一件落着。とはいえ、1時間くらい経っていました。

*スペインではこういうことがよくありますので、我慢強くなります笑。

無事に帰宅して一件落着です。

書類提出

いつもの通り、書類とレシートを保険会社に送付して完了です。

おわりに

今回は幸いにも傷が残らず無事に完治したのですが、結構大変でした。外国での緊急事態はなかなかスリリングですが、保険会社もお医者さんも全力で助けてくれますし、スペイン語が話せなくても、やっていることは日本と同じなので何とかなります。今回は緊急でしたが、通常は保険会社の方が通訳を手配してくれますし、同級生はみんな優しいので、スペ語が話せる友達が間違いなく助けてくれます(特にラテン系は、すごい情に厚いです!)。

この体験談が少しでもお役に立つと嬉しいです。

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