スペイン語を勉強している、DELE試験の受験を考えているあなた、このような悩みをお持ちではありませんか?
- DELEの申し込み方法が知りたい!
- 当日までに準備すること、当日の会場や試験時間が知りたい!
- 結果発表までの期間が知りたい!
私が2022年に受験した、DELE B1の東京会場を例に、申し込みから当日の様子、合格発表までの流れを解説します。
1. 申し込みと支払い
セルバンテス公式サイト(日本語)から申し込みましょう。
申し込みはオンラインで完結します。受験費用はA1が10,800円、C2に至っては22,000円と、結構なお値段です。
2. 試験1週間前〜前日までの準備
試験1週間前に、筆記試験と口頭試験の日程、会場が記載された受験票がメールで届きます。当日は、メールを印刷して持っていく必要があるのでご注意を!(画面提示はNG)
鉛筆(マークシート記入時に使用)とボールペン(ライティングの清書に使用)の両方が必要なので忘れないようにしてください!
3. 当日の流れ(筆記編)
土曜日に開催される筆記試験について、東京会場を例に解説していきます。私は過去全て、東京都北区にあるフランス国際学園でした。小中高生向けのインターナショナルスクールです。
最寄駅は都営三田線 新板橋駅
最寄駅は、都営地下鉄三田線新板橋駅 徒歩6分、またはJR埼京線板橋駅 徒歩9分となりますが、私は新板橋駅を使いました。
注意点は、近くに勉強できるカフェが(私が知る限り)1軒しかないということです。そのため、私は昼食を食べるのにレストランに入って、そちらで勉強していました。スーパーやコンビニはありますのでご安心を。
試験会場の様子
受験票に試験開始時間だけ書いてあり、詳細は全く書いてありません。ご安心を、今から詳細な時間割を紹介していきます。
受験票に書いてある「筆記試験開始時間」は集合時間のことで、14:30試験開始と書いてあれば、実際は15:00開始です(口頭試験は、受験票の試験開始時間ピッタリに始まりますのでご注意を)。
2回目以降は実際の開始時間が30分後だと知っていたので、14:10に列に並び始め(長蛇の列です)、14:30ごろに試験会場の教室に入れました。教室はフランス語の掲示や案内があることを除けば日本の学校と変わりなく、固い木の机と椅子が所狭しと並んでいます。
教室には時計はありましたが、席によっては見にくいので、自分で持参しましょう。また、マスクは試験中も含めて着用必須でした。
Pausaの時間はスマホや本の使用禁止で、トイレ以外は教室の席にいなければなりません(廊下で待つことはできない)。
4. 当日の流れ(面接編)
面接は土曜の筆記試験の後か、日曜日に開催されます。東京の場合は、市ヶ谷にあるインスティトゥト・セルバンテスで行われます。
コロナ対策のためか、試験開始時間の15分前にならないとビルに入ることができません。15分前にビルに入ると3Fで受付をしましょう。しばらく待って試験時間になると名前を呼ばれますので、試験準備用の部屋に移動します。
準備時間は決まっているので(10分)、部屋で問題を選び、紙にメモを作成します。準備時間が終わると試験会場に案内され試験開始です。挨拶の後、一人の面接官と向き合って座りますが、受験者の後ろにもう一人試験官が座っていて、メモを取ったりしています。
口頭試験は短時間であっさり終わります。力を出し切れるようにリラックスして臨みましょう。
5. 合格通知(試験3ヶ月後)
DELEは合格通知までに3ヶ月かかります。メールが届きますので、気長に待ちましょう。証明書がPDFが添付されており、合否や科目ごとの詳しい点数がわかります。
おわりに
今回の記事では、スペイン語試験DELEの申し込みから当日の様子、合格発表までの流れを詳しく解説しました。DELE受験を考えられている方の参考になれば嬉しいです。