最近はブログ内でMBA独学カリキュラムを紹介しており、日本No.1ビジネススクール『グロービス』の書籍を数多く紹介しています。内容が非常に充実しているので、実際にどんな授業をしているのだろう?ということで体験クラスに行ってきました。
体験クラス申し込み
グロービスは日本語コースとEnglishコースがあるので、せっかくなのでEnglishコースに挑戦しました。授業名は「Critical thinking」です。
ちなみに、英語のイベントは下記から申し込めます。実際の授業はハードルが高い!という方もオンラインクラスやオンラインセミナーもあります(私も最初はオンラインクラスを受講しました)。
キャンパス
キャンパスは都心の麹町駅徒歩1分のところにありました。キャンパスというより、普通のビルでしたね。ちなみに、大前研一さんが開校したビジネスブレークスルー大学(BBT)も同じ麹町の徒歩圏内にあります。
さて、教室に向かう途中に見えるのが、生徒が集うラウンジ。日本語コースと英語コースのどちらもあるので、日本人の比率は半分と行ったところでしょうか。皆さんパソコンやホワイトボードを使いながら議論をされていました。びっくりするくらい熱気がありました。
さて、教室に入ります。そこはまるで外国。半分以上外国の方でした。ネームカードに名前を書くよう指示があり、名前を見て教授が当てていくシステムですね。MBAっぽい!(というかMBA体験授業でしたね‥汗)。
私のグループは4人で、日本人(私)、日本人、中国人、インド人でした。授業の最初にクラスの全員と自己紹介をする機会が設けられたのですが、出身国は日本、中国、インド、ドイツ、モロッコ、米国、エジプト、韓国、タイなどなど多様で、教授も米国の方でした。週末留学というパンフレットが配られましたが、まさにその通りですね。
さて、先述の自己紹介のあとにグループのお題が与えられました。「Critical thinking」とは?
とりあえずホワイトボードの近くに座っていたので、ホワイトボードとペンを手に主導権を握りました(笑)。ブレストでアイディアを出した後、それをグルーピングするよう指示がありました。
ワーク終了後は、1〜2つのグループが指名され、説明をするように求められます。説明中も生徒や先生から遠慮なく質問が飛び、ディスカッションが始まります。一番困ったのが、インド人女性とドイツ人男性の超高速ディスカッション!正直聞き取れませんでした‥。要修行です。
このワーク後、クリティカルシンキングの内容の説明がありました。フレームワーク、MECE等、書籍で既にインプット済でした。独学が効いてくるのはこの部分ですね。
次のお題は、コンビニエンスストア10店舗の売上が落ちている。どう対処するか?でした。
これもグループで10分程度話し合います。私は独学で身につけたロジックツリーの手法があったので、それを用いながらメンバーと議論。メンバーはきちんと話を聞いてくれました。先ほど同様グループが指名されます。私のグループが当たったので、せっかくなので私が発表をすることになりました(内心ドキドキでしたが)。
私の拙い説明にも皆さんが耳を傾けてくれ、質問も飛んできました。ディスカッションをしていたのですが、途中でよくわからなくなったので、言いたいことをまくし立てて終了しました(笑)。幸い、まくし立てた内容もグロービスの本で学んだことを用いながら話したので、授業の趣旨に合致しており、先生は褒めてくれました。
最後に先生がケースを説明するのですが、いわゆるコールドコール(先生がいきなり生徒を指名して答えさせること)が私に来ましたが、グロービスの本で学んだ知識のおかげで、なんとか答えることができました。
最後にグロービスのコースや出願方法についてアドミッション(卒業生)から説明があり、終了。フルタイム、パートタイム、オンライン、単科受講などフレキシブルさが特徴のようです。
感想
結論として、MBA独学は非常に役に立つ。英語というハンデを考慮しても、授業の内容も理解できるし、クラスメートと一定の議論はできる、ということがわかりました。しかし、体験とはいえ授業の緊張感はハンパないですし、仲間と実践を通じて学べることは楽しいと思いました。また、大事なのは本などで基礎を身につけた上で実践に活かしたり、オリジナリティを出していくことだと思います。お金の都合がつけば、単発で何かクラスを取ってみたいと考えています。