MBA受験:推薦状の書き方と実際に聞かれた質問を公開します

①MBA受験
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MBA留学を目指している方、MBA受験中の方は、以下のような悩みをお持ちではないでしょうか?

  • 推薦状について知りたい
  • 推薦状の具体的な進め方を知りたい
  • 推薦状で聞かれる質問について知りたい

この記事を読めば、『推薦状とは?』『誰にどうやってお願いするの?』『どうやって完成させるの?』『実際にどんな質問があるの?』の4つを一通り知ることができます。

1. 推薦状とは?

推薦状は、願書、エッセー、レジュメの内容を裏付けるだけでなく、出願者の資質を証明する具体的なエピソードを織り交ぜながら、入学審査官に出願者の魅力を伝える役割があります。

エッセーやレジュメなどは本人が(若干盛って)作成すると思いますが、こうした内容を第三者(本人をよく知る同僚や上司など)からお墨付きを与えるのが推薦状の目的です。お墨付き=信頼性(Credibility)がキーワードになります。

Sun
Sun

分量はワード1ページのイメージです。最近はオンラインフォームに直接記入するパターンが増えているようです。

2. 誰に頼むか?

MBAの場合は、ビジネスバックグラウンドの方から2通の推薦状が大半です。基本的には自分のことをよくわかっている人の方が説得力があるので、現職の上司や元上司、自分のことをよく知る先輩などに依頼するパターンが多いと思います。

肩書きは大事ですか?とよく聞かれるのですが、大事なのはそこではありません。それよりも、あなたのことをよく知っていて、具体的なエピソードを出してもらえる方にお願いしましょう。

たまに、アカデミックバックグラウンドの方からの推薦状を求められる学校もありますが、この場合はゼミや研究室の教授が第一候補ではないでしょうか。

Sun
Sun

推薦状を書いて頂く方は、自分のことをよく知っている英語ができる海外留学経験者(MBAなど)であればベストですが、どれに当てはまらなくても、問題はありません。

3. 推薦状の作成の具体的なステップ

では具体的なステップを見ていきましょう。

①依頼と打合せ

まずは依頼ですよね。出願時に完成していれば良いので、2ヶ月くらいあれば余裕を持って進められると思います。とはいえ、エッセーとも密接に関わってくるため、並行して進めるのが一番効率が良いです。

依頼をしたら(もしくは同時に)打ち合わせをしましょう。MBA経験者であれば説明は不要ですが、推薦状とは何か?推薦状で聞かれる内容は?推薦状でアピールしたい内容は?などを伝えましょう。学校によって質問が被っていたり違ったりするので、無駄な作業が発生しないように、予め質問を整理してリスト化しておきましょう。

私の場合は、下記の写真のように全てA4一枚にまとめ、穴埋め式でまずはアイディア出しをお願いしました。

②推薦状の作成

推薦状のアウトラインが定まれば、次は執筆を依頼しましょう。英語で書いてもらえればベストですが、日本語で書いてもらって業者などに翻訳を依頼するパターンもあります。

Sun
Sun

推薦状の注意点をいくつか紹介します。

  • 推薦者同士で内容が被らないようにする(違う強みをアピールしたい)
  • エッセイとの整合性に気をつける
  • 上記を満たすように自分で一定のコントロールは必要

③添削

完成した推薦状は、カウンセラーに見てもらうケースが多いようです。エッセーとの整合性や英語の表現などをチェックしてもらいましょう。

④送付

送付する際は、推薦者を出願フォームに登録すると推薦者にメールがいくので、そこからサイン済の推薦状(PDF)を直接メール、あるいはリンクからオンラインフォームに直接記入のパターンがあるようです。

4. 推薦状で聞かれる質問の具体例

質問の具体例を見ていきましょう。色々な学校の質問例を整理してパターン化しました。以下の6つに分類ができます。

  1. 本人との関係(どこで知り合った、いつから知っている、第一印象など)
  2. 強み(具体例)
  3. 改善点(MBAがなぜ必要か、MBAで伸ばすべき点
  4. 本人が(ハードな)MBAをどう乗り越えるか
  5. リーダーシップやチームワーク(具体例)
  6. その他コメント

基本的には、エッセーと内容が被ってきますよね。

Sun
Sun

どの質問も、具体的なエピソードを含めて説明してもらいましょう。

おわりに

今回は推薦状の書き方実際に聞かれる質問を詳しく紹介しました。具体例を見たいというリクエストがございましたので、有料(1,980円)で推薦状の中身をNOTEで公開することにしました。くわしくはこちらの記事をどうぞ〜。

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こちらのNOTEを購入すれば、エクセルファイルをダウンロード可能です。