Hola! HAYAです。明日は学校の入学式です。これからのワクワクと不安がすさまじいです(不安の方がむしろ大きいか…)。今日はそんな不安にさせてくれたものの一つ、統計学の勉強についてお話したいと思います。
この記事のライター(HAYA):2020年1月にIEビジネススクール入学。Lab PeriodではTech Labを選択。Venture Dayでファイナリストに残り、日本人過去最高の3位を獲得。
IEでは入学前にPre Programというのがありまして、Financial AccountingとQuatitative Methodをオンラインコースで学びます。Financial Accountingとはいわゆる会計基礎みたいなもので、これは本当に簿記を勉強してて良かった、と思っています。
そして2つ目のQuantitative Methodですが、これは関数/方程式、確率、統計学、回帰分析を学びます。関数/方程式はともかく、確率から何言っているか雲行きあやしくなっていき、統計学、回帰分析となると、英語がわからないのか知識がないのか「何言ってんだ、意味わからん!」となりました。ということで、経済学部ではない私ですが、統計学とやらを短期間で学んでみました(日本語で)。
1週間で間に合わせる統計勉強法
私の勉強法を紹介します。
⓪学ぶモチベーションをあげる
確率、統計学、回帰分析を何でやらないといけないのか?とまずモチベーションをあげないといけないのですが、そのモチベーションをあげてくれたのが以下のサイトです。要は機械学習、AI、ディープラーニングの考え方の基礎となっているから。
回帰分析は、予測のための相関関係を分析するというのが基本の考え方になります。実際に仕事で販売見通しを立てていた身としては、「そんな簡単じゃないんだよ!」と言いたくなりましたが、一方で仕事をしている時に「これってAIが予測した方があたるんじゃないのか?」みたいなことも思ったりしたので、大人しく学んでみることにしました。
そして統計学を学んでみて感じたフラストレーションは、何を分析しているかわからなくなる、当たり前のことを難しくいっているだけでは?みたいになり、何かと数式に苛立ってくるというものです。そこで、初心者にも参考になった本やサイトを共有します。
①完全独習 統計学入門 小島 寛之 (著)
統計の基本的な考え方を教えてくれます。後半になると、カイ二乗分析、t分布とかでてきて、わからなくなってきます。でもまず初心者はこれからスタートするのをお勧めします。また不偏分散を扱わなかったり(n-1は出てこない)、十分でないところもあるので、これだけでは歯抜けにはなります。
②予備校のノリで学ぶ「大学の数学・物理」Yobinori 確率統計学
本で学ぶのがきつくなってきた私に、やさしく動画で教えてくれたのが、よびノリのたくみ先生。動画でわかりやすい!とは思いましたが、内容が難しいだけに、①の本をある程度読まずにこの動画を見るのはきついのでは?と思います。ただこれはかなり勉強になります。他にも色々あるので深く勉強したい人向け。無料で見れるのでオススメです!
③やさしく学ぶ データ分析に必要な統計の教科書 羽山 博 (著)
これはエクセルでの統計手法を学ぶものです。ただこれは基本的な考え方の解説があるようでないため、この本だけから学ぶのはおすすめしません。はじめは超簡単すぎて、いきなり難しいことをさらったエクセル関数で済ませるので、読むと多分イライラします。
④グロービス学び放題「データ・情報分析力」
グロービス学び放題の中のカリキュラムの一つ。これは統計学だけでなく、広くデータ・情報分析力をつけるというもの。統計をきちんと学ぶ前に広く浅くの知識で身につけるので良いのではないかと思います。統計にも触れますが、どちらかというと結果の利用だけが説明されているので、統計学の内容として本当にサラッとしています。
以上、参考文献でした。これらで勉強することで、1週間で何となく統計学の基礎がわかった気がします。
おわりに
統計学を勉強していると段々とわからなくなり、モヤモヤするのですが、わからないことがあれば、Googleで検索すると、大体丁寧に説明してくれるサイトがあります。まずは色々な文献をにあたってみて、「何言っているかわかんない、、、」となると他を検索してまた学ぶ、という方法でも何とかなりますので(便利な世の中になった!)、一度、勉強してみてはいかがでしょうか。
次の記事では、IE入学直後の1ヶ月間を振り返ります!