こんにちは。今回はスペイン渡航直後にやるべきことを紹介したいと思います。スペインに渡航される方向けに書いていますが、欧州であれば同じ部分が多いと思います!
実体験を踏まえながら、やるべきことを一つ一つ紹介していきます。私の具体例なので詳しいですが、最新の情報は適宜確認しながら進めてください。
はじめに
自身の経験から、渡航直後にやるべきことは以下の8つに集約されます。時系列になっているので、順番にクリアしていけばOKです。
- 携帯(プリペイド)
- アドミッションオフィスに行く
- 銀行口座
- 家を決める
- 在留届(オンライン)
- インターネット(携帯を月額契約に変更)
- 住民登録(Empadronamiento)
- NIE
それでは解説していきます。
1. 携帯(プリペイド)
Google Mapがないと動きようがないので(汗)、到着したら携帯ショップに行ってプリペイドのSIMカードを購入しましょう(期間は1ヶ月)。パスポートだけあれば契約できるので、渡航直後でも問題ありません。大手キャリアであればOrangeやVodafoneであれば間違いないです。
あとで説明しますが、のちほどプリペイドから月額契約に切り替えましょう。公共料金やジムなどの支払いが口座引き落としなので、銀行口座が必要になってきます。
プリペイドの携帯番号はそのまま引き継げるので心配不要です。
2. 学校のアドミッションオフィスに行く
これも渡航直後なるべく早く行きましょう。色々とやるべきことを教えてもらい、必要書類をもらえます。
卒業証明書
卒業証明書を学校に提出しましょう(コピーを提出)。これは、MBAの修了証を発行してもらうのに必要です。
NIEの予約
NIEカードとは、外国人向けの写真付き居住許可証=IDカードのことです。渡航前に発行してもらうVISAは3ヶ月しか期間がないので、3ヶ月以内にカードをゲットする必要があります。発行の流れは、予約→指紋登録→(1ヶ月)→予約→カード受け取りとなっています。
スペインの公的サービスは、手続きが煩雑で時間がかかるので有名ですが、NIEは最悪です。なぜなら、指紋登録の予約自体が全く取れないからです。予約は最短で数ヶ月先しか取れないという状況でした。これでもひどいですが、コロナ後は全く予約が取れない状況になっています。同級生は毎日Webサイトを何回もチェックして、ようやく取れたと文句を言っていました。
アドミッションオフィスから予約方法などをまとめたマニュアルをもらえるので、すぐに予約にトライしましょう。
カードの受け取りは、普通に翌日などの予約が取れるので心配いりません。
3. 銀行口座
銀行口座を開設しましょう。こちらは家の公共料金の支払いに必要なので、家を決めるより前に開設しましょう。ホテルやAirbnbの住所で開設できる(カードの受け取りも仮住まいでできる)ので、家が決まったら住所を変更しましょう。
住所は仮住まいでOK、携帯番号は必須です。
4. 家を決める
家を決めましょう。次の流れになるかと思います。
- Webサイトや同級生チャットなどで候補探し
- 内見
- デポジット支払い
- 契約
詳しくはこちらの記事をどうぞ
5. 在留届
家が決まったら、オンラインで在留届を出しましょう(外務省Webサイトからどうぞ)。
また、転入届などの各種書類はマドリード日本大使館で発行してもらえます(大使館Webサイト)。
6. インターネット
家が決まったら、Wifiが必要ですよね。携帯のプリペイドプランから、インターネットと携帯のセットプランに申し込みましょう。
詳しくはこちら
7. 住民登録
次に住民登録をしましょう(通称:エンパドロナミエント)。日本でいうと役所に住民票を入れるという手続きです。住居の賃貸契約書が必要なので、家が決まったあとであればいつでも大丈夫です。
注意点は、役所関連は英語が一ミリも通じないことが多いので、スペイン語でなんとか切り抜けてください。
こちらの記事が参考になります。
ブログ:¡COJONES!
8. NIE
最初の方で紹介したNIEの予約が取れたら、書類一式を持って(学校が全て指示を出してくれます)、最寄りの警察署に行きます。書類を提出して指紋を登録します。
手続きが終わったら、30日後に取りに来るように指示があります。再び予約をして、IDカードを同じ警察署に取りに来ましょう。
おわりに
渡航直後にやるべきことをまとめました。少しでも参考になれば幸いです。
スペイン生活全般についてまとめた記事はこちらから