この記事では、受験を開始してから合格するまでの１年間の軌跡をまとめています。受験の全体感を知りたい方にぴったりです。
IELTSとGMATでスコアメイクし、IEとESADEに合格した私が、一連のスケジュールを紹介しています。
受験の結果
- 出願先：IE・ESADE・マンチェスター（辞退）
- インタビュー：IE・ESADE
- 合格校：IE・ESADE
- GPA：3.3
- IELTS：7.0（R8.0/L7.0/S6.0/W6.0）
- GMAT：660（V31/Q49/IR7/AWA4.0）
受験前のスペックは、海外経験は出張や旅行、1ヶ月の短期留学。英語スコアはTOEIC910、英検準一級でした。
Why MBA?
同じ部署に複数のMBAホルダーがいたこと、過去に留学経験がなかったことから、グローバルに活躍できる人間になるには留学が必須だと感じており、入社直後からMBA留学を計画していました。
経営企画の仕事を経験し、経営に関わる基礎的な知識・スキルを身につけたが、次にMBAを通じて経営×◯◯（デジタル、グローバルなど）という掛け算を作ることを、受験時には考えていました。
受験のスケジュール
開始から合格までちょうど1年間、1,000時間程度を費やしました。
2018年1月：ITELS開始
2018年2月：IELTS6.5
2018年4月：IELTS 7.0（GMAT開始）
2018年11月：GMAT660（スコアメイク終了。エッセー着手）
2018年末まで：3校に出願
2019年1月：IE、ESADEより合格通知
スコアメイクと出願
IELTS
○IELTS基本戦略（詳しくは下記の記事をどうぞ）
- 予備校での授業と予習復習で、解法を叩き込む。
- 予備校通いと並行して、単語を身につける。
- 解法を叩きこんだあとは、過去問とSpeakingの練習を試験直前に詰め込む。
GMAT
受験で一番苦労したパートです。
Mathについてはマスアカで基礎を身につけたあと、濱口塾の問題をひたすら解きました。全問題３周、間違えた問題については解けるようになるまで繰り返しました。最後にPrepで実践練習。おまけでJマスの教材もやりました。
Verbalについては、濱口塾長の授業を一回り受講し、予習＋授業＋復習のセットで解法を身体に叩きこみました。その後は、全て自習で大量の問題を何度も解き、わからない問題はまとめて濱口塾長にオンラインで定期的に質問していました。こちらも最後にPrepで実践練習。
Essay & interview
スコアメイクを終えてから集中して取り組めたため、短期間で完了させることができました。
①カウンセラーを決めた理由
濱口塾長に面談して頂き、GMAT・エッセー・面接対策（提携するMatthew）まで一貫したパッケージ、塾長が常に伴走者としてサポート、値段が比較的リーズナブルだったことが決め手。
②感想
感謝です。わからないながらも自分で考え、主体的に動いていけば、ゴールたどり着くための的確なアドバイスをもらえた。隠れたメリットは、オンラインで全て完結するため、時間的には大きなメリットがあります。濱口塾長と直接お会いしたのは入塾前の面談と最初の授業の２回のみ、Matthewに至っては１回もお会いしていません（笑）。オンラインで不安の方もいらっしゃるかもしれませんが、全く問題なかったです（メリットの方が大きい）。
③エッセイ
IELTS、GMATが終わってからEssayに取り組んだため、全てのリソースをEssayに集中投下でき、短期間でアプライまで完了できた。濱口塾長、Matthewともにスピーディかつ質の高い指導をしていただけた。
④インタビュー対策
Matthewに計11回レッスンをして頂きましたが（最初は週に１回、直前は２〜３日に１回のペース）、前向きでかつ具体的なアドバイスのおかげで、本番は自信を持って望めました。
学校選択
ダイバーシティという観点で欧州に絞り、英国・フランス・ドイツ・スペインの有名スクールを幅広く検討しました。
進学校の決め手はキャンパスビジットで、まず最初に英国にビジット。さらにスペインにビジットした際に、街・人・気候・アルムナイ・アドミッションなどの雰囲気が自分にFITしたので、ビジット以降はスペイン以外考えられず。
今後受験する方へのメッセージ
仕事、家庭、勉強という三重苦（？）で時間を捻出することが最初の戦いでした。
それでも受験を通じ、PDCAを回し続け、今やるべきことは何か？と勉強でも業務でも常にこの問いを元に優先順位をつけて動いていたので、結果的に業務＆日常生活の生産性は飛躍的に向上しました。
受験で苦しんだ経験は、留学以外でもプラスになるはずなので、生産性を意識しながらトライして頂ければと思います。
