留学中の方、普段英語を仕事で使われる方は、以下のような悩みをお持ちではないでしょうか?
- 翻訳ツールはそもそも使うべきか?
- どんな翻訳ツールがオススメか?
- 翻訳ツールの使い方を知りたい
この記事を読めば、留学や仕事にとても役に立つ『Google翻訳』と『DeepL』の効果的な使い方を知ることができます。
海外留学中の私が、1年間かけて編み出した最強の方法を詳しくまとめています。
翻訳ツールを使いこなせると、生産性が何倍にも向上します!!
英文を読むのは時間の無駄!?
もちろんケースバイケースですが、「英文を一字一句まともに読むのは時間の無駄」なシチュエーションが少なくない思っています。留学中に英語を読むパターンは、次のうちのどれかになるかと思います。
- 授業で使うケースや参考書、その他文書といったインプット
- メールやチャットなどのコミュニケーション
- エンタメ(読書や海外サイトなど)
授業で大量の英文を読まなければならない。でも、すべてを「英語で」読む必要があるのでしょうか。私はほとんどの場合は、翻訳ツールで日本語に直し、日本語でさくっと読んで内容を把握します。それから必要な部分だけを英語で読むようにしています。これによって、所要時間が何分の1、10分の1になってしまいます。大事なのはインプットから何を考え、どんなアプトプットを出すかですよね。
メールも本当に一字一句読まなければならないものはそれほど多くはないので、翻訳ツールにかけ、英文すら読まないケースも多々あります。
エンタメ系はどうでしょうか。流石に英語小説や海外のWebサイトは趣味で読んでいるので、翻訳せずに原文で楽しみます。
このように、「英文で読む必要がある」ものだけ英語で読み、基本は翻訳ツールを使い倒すことで、相当な時短を実現できています。
実際にオススメの翻訳ツールと最強の使い方を紹介していきます!
翻訳ツール
世の中に翻訳ツールは山ほどありますが、私がメインで使っているのはGoogle翻訳とDeepLの2つです。なぜ2つを使い分けているかというと、2つのツールで得意な分野が違うからです。
2つのツールの特徴と違いを詳しくみていきましょう。
1. Google翻訳
Google翻訳は2つの場面で強みを発揮します。
Webサイト翻訳
海外Webサイトがそのまま日本語だったらいいのに、日本語のサイトを英語に丸ごと直してしまいたいと思ったことはありませんか。これがワンクリック数秒でできてしまうのがGoogle翻訳です。使い方はこちら。
①Google翻訳のChrome拡張機能をインストール(こちらからインストールすると、Google翻訳のアイコンが右上に登場します)
②好きなページを見ているときに、翻訳したいなと思った時は、、、
③右上のアイコンを選択し、TRANSLATE THIS PAGEをクリックしましょう。
③一瞬で日本語に翻訳されました
デザインそのままで言語が変わるので、異常なくらい便利です。英→日や英→日に限らず、様々な言語に対応しています。
ファイル丸ごと翻訳
ワードやPDFファイルをそのまま翻訳したいという時もありますよね。特に留学中の大量のケースは忌々しくもあります。こんな時はドラッグ&ドロップであっという間に日本語にしてしまいましょう。日本語にして内容を把握してから、英語で読めば時間を短縮することができます。
全部Google翻訳でいいじゃん!と思われた方。DeepLの凄さを知り、必ず併用しましょう。
2. DeepL
翻訳の性能はGoogleを凌ぐと言われているDeepL。こちらは2つのシーンで使いましょう。
あらゆるテキストの翻訳
ちょっとコピペで翻訳したいな、という時がありますよね。Google翻訳ではなくDeepLをオススメします。なぜなら、Ctrl+Cを2回繰り返すだけでアプリが自動起動して翻訳が完了してしまうからです。先ほどと同じCambridgeのページを見てみましょう。
翻訳したい部分を選択し、Ctrl+Cを2回繰り返します。すると、デスクトップアプリが立ち上がり自動で翻訳が完了します。一瞬です!
Ctrl+Cを2回だけなので、ほぼ自動翻訳と言っても過言ではないですね。
デスクトップアプリは無料で入れられるので、すぐにインストールしましょう!
DeepLの有料版がベスト
DeepLの方が精度が高いので、全てDeepLにしたいのですが、無料版では限界があります。Googleでは無料で使える文書まるごと翻訳ができないのです(翻訳はできるが編集できない)。
私は無料体験を試してみたのですが、「15ページほどの日本語のプレゼンスライド」を丸ごと英語に直してみました。デザインがそのままで言語だけ変わりますし、翻訳の精度も高いので、30分ほど微修正しただけで完了してしまいました。普通は数時間〜半日以上かかりますよね。
有料版は相当優秀なので、30日の無料体験を試してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回の記事の結論は3つです。これを実行して頂くだけで、留学中の生産性が数倍〜10倍上がることは間違いないです。
- 翻訳ツールを使い倒せ(大半の場合、英語でイチから読む必要はない)
- Googleは「Chromeの拡張ツール」と「文書丸ごと翻訳」で使う
- DeepLは「デスクトップアプリ」を入れて「Ctrl+Cを2回」で一瞬で翻訳
戦略的に翻訳ツールを使い分けていきましょう!
このたび、英語版のBlogを立ち上げました(今回紹介したGoogle翻訳が大活躍。MBAの授業で使う英単語を事前に押さえておきたい方は、こちらからどうぞ〜。