英国留学中にアルバイトするメリットとデメリット:イギリスMBA⑦

イギリスMBA
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こんにちは。イギリスで大学院生をしているまりです。私は、日本の大学を卒業した後、そのままイギリスの大学院に進学1年で社会学の修士課程を終了したのち、そのままMBAコースに進学しました。

現在、イギリス生活は3年目で、大学院に通いながらロンドンのゲーム関連会社でパートタイムで働いています。私のように、現地生活に慣れてきたらアルバイトを始めたいと考える方もいるのではないでしょうか。

そこで、今回は実体験に基づいて、イギリス留学中のアルバイト事情ついて紹介したいと思います。

まり🇬🇧
まり🇬🇧

この記事のライター(まり):イギリスの大学院に留学し、1年間で社会学(移民学)を修了。現在は、セカンドマスターとしてMBAコースに在籍中。

イギリス留学生のアルバイト事情

学生ビザでイギリスに滞在すると、週20時間までの就労が許可されます。また、長期休暇中はフルタイムで働くことができます。イギリスの大学院はクリスマス休暇(12月中旬から1月上旬)とイースター休暇(4月上旬から4月下旬)があります。夏季休暇(5月末から9月中旬)もありますが、大学院生は夏季休暇中に修士論文を執筆します。

私の所属していたサセックス大学では、学部生は週15時間以内、大学院生は週20時間以内の就労を推奨していました。留学生に人気のアルバイトには、大学内アルバイト、現地の日系の会社、翻訳系、現地のスーパーやレストランなどがあります。

日本で仕事を探すときと同じように、求人サイト(IndeedやLinkedIn)やエージェントから応募することができます。他にも、大学のホームページに学生向けの求人があったり、日本人向けの掲示板(MiXB)からも見つけることができます。また、飲食店では、求人は出ていないけど履歴書を持って行ったら採用された、ということもあるそうです。

私のアルバイト経験

授業のあるときは、週20時間勤務をしており、シフトは、月~金で4時間勤務や8時間×1日と6時間×2日など、会社や大学の授業の都合によって変動します。大学院が最優先なので、授業で忙しい時は働かない週もあります。一方で、長期休暇中は、就労制限がなくなるので、フルタイム(週に32時間以上)で働いています。

仕事内容は、アメリカやイギリスのゲームスタジオが作成したゲームの翻訳に関する仕事です。具体的には、翻訳家による翻訳が正しいか、また、日本の文化に合っているかをチェックしています。翻訳チェックだけでなく、プロジェクトマネジャーのアシスタントや翻訳チェックをする5~10人のチームのマネジメントを行うこともあります。

留学中にアルバイトをするメリット

私自身の経験から、4つのメリットがあると感じました。

  1. 生活費の足しになる
  2. 英語力が向上する
  3. 気分転換になる
  4. 異文化をより深く理解できる

1. 生活費の足しになる

これがなんといっても一番のメリットではないでしょうか。生活費が高いロンドンでは、平均時給は£10程です。専門性が必要とされる職種だと時給はさらに高くなります。サービス業では、時給が低く設定されていても、チップで稼ぐことができるそうです。

日本との大きな違いは、ほとんどの職場で交通費が支給されません。私の勤務先も例外ではなく、交通費は自分で支払う必要があります。ロックダウン前はオフィスに行く必要があったそうですが、私はロックダウン中に働き始め、ロックダウン後も在宅勤務をしています。

まり🇬🇧
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ロックダウン前に働いていた同僚は、たとえシフトが4時間しかなくてもオフィスに行く必要があったので、2時間分のお給料が交通費に消えた、と言っていました。

2. 英語力が向上する

アルバイトを始めてから格段に英語力が向上したと感じています。日常生活では、伝えたいけど英語が出てこない… というときに「まあ、いいや」と諦めてしまうこともあります。しかし、仕事中は英語がわからなくても伝えないといけないので、普段より必死に英語を伝えよう、理解しようとするようになりました。

個人的には、イギリスの大学院で授業についていけるだけの英語力があれば、英語だけの環境でも充分に働くことができると思います。ただ、IELTSのスコアが6.0以下、TOEICが800点以下だと英語環境で業務を遂行するのは少し厳しいかもしれません(個人の感想です)。実際、私の勤務先も英語力の目安をIELTS 6.0以上に設定しています。英語に自信のない方は、日本食材店など日系の会社だと安心して働けると思います。

3. 気分転換になる

ロックダウン中で大学にも行けず、友達にも会えずにいたときは、アルバイトが気分転換になっていました。年齢層や経歴、出身国も様々なので、こんな生き方もあるのか!と新しい発見にもなります。また、毎年夏と冬に会社主催のパーティーが開催され、これも貴重な経験となりました。

4. 異文化をより深く理解できる

勤務先ではプロジェクトごとにTeamsのグループがあり、そのグループを移動しながらコミュニケーションを取っています。割とカジュアルな職場なので、仕事中にジョークを言い合ったり、仕事とは関係のない話で盛り上がったりします。そんな中で英語のスラングを覚えたり、GIFやMEME(いわゆる「ネタ画像」です)の使い方を覚えたりしました。

また、アジアや南米、ヨーロッパ、中東など様々なバックグラウンドの人たちと働くことで異文化を体感しています。例えば、それぞれの国の文化を教え合ったり、国ごとの働き方のスタイルの違いを目の当たりにしたりしています。

留学中にアルバイトをするデメリット

アルバイトをするデメリットは、以下の2つがあると思います。

  1. 勉強・研究が疎かになる
  2. 人間関係や異文化がストレスになる可能性がある

1. 勉強・研究が疎かになる

アルバイトに時間を費やす分、勉強の時間を確保できなくなる可能性はあります。また、立ち仕事の場合、疲れてしまって帰宅後勉強する体力がない… ということも考えられます。

私は課題の提出前は、たとえフルタイムで働くことができても週に20時間以上は働かないようにして、勉強を優先していました。アルバイトをして時間がない分、効率よく課題をこなしたり、やるべきことに優先順位をつけるなどして、タイムマネジメント能力が身についたと思います。

2. 人間関係や異文化がストレスになる可能性がある

働き始めた職場が合わないと、気分転換どころかストレスになってしまうかもしれません。例えば、職場にネイティブのイギリス人しかいないと、会話についていけずに疎外感を感じてしまうかもしれません。移民や留学生の多い職場を選ぶと、マイノリティにならずに楽しく働くことができると思います。

おわりに

私は、現地の会社で働くことで英語力も格段に向上し、異文化理解も深まったと思っています。アルバイト経験を通じて、「どこの国でも、誰とでも働ける!」と自信を持つことができました。特に、大学や大学院を卒業後、現地で就職したいと考えている方は、ぜひアルバイトに挑戦してみてください!

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