コロナ禍のMBA留学:オンライン授業を成功させるためには?(イギリスMBA⑤)

イギリスMBA
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こんにちは。イギリスでMBA在学中のまりです。今回は、コロナ禍のオンライン授業についてお話したいと思います。

イギリスでは、2020年3〜5月、11〜12月、2021年1〜7月と断続的にロックダウンが繰り返されており、なかなか厳しい状況が続いていました。

ロックダウン中の様子

現在は、2021年7月中旬にコロナ規制が全面的に解除され、コロナ前の日常に戻りつつあります。大学も、対面授業に戻りつつありますが、一部の大学ではまだオンライン授業をしています。例えば、私の大学では、セミナーは対面ですが、講義はオンラインで行われています。

イギリスの大学院だけでなく、日本の大学・大学院でもオンライン授業が実施され、取り組み方に戸惑う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方の参考になればと思います。

まり🇬🇧
まり🇬🇧

この記事のライター(まり🇬🇧大学院留学):イギリスの大学院に留学し、1年間で社会学(移民学)を修了。現在は、セカンドマスターとしてMBAコースに在籍中。

3カ月間のオンライン授業の感想

2021年2月から始まったターム1は、フルリモートで授業が行われました。最初から最後まですべてオンラインというのは相当きつかったです。理由は、コースメイトとの関係構築が難しい日常生活との境目が曖昧になるからです。

1. コースメイトとの関係構築が難しい

コースメイトとの雑談の機会も少なく、会ったこともない人とグループワークやディスカッションをするのは大変でした。セミナーでは、3人のグループに分け、決められた時間ディスカッションをするなどの工夫もありました。しかし、メンバーの2人からの応答がなく、ただ時間が過ぎていくということもありました。

2. 日常生活との境目が曖昧になる

私の場合、在宅でアルバイトもしていたので、大学・仕事・プライベートの境目が曖昧になりました。現在、シェアハウスに住んでいるため、勉強場所・働く場所・寝る場所が同じ空間になってしまい、切り替えるのが難しかったです。

シェアハウスでのパーティの写真
まり🇬🇧
まり🇬🇧

図書館やカフェに行くこともできなかったので、オンライン授業後にウォーキングをして気持ちを切り替える等しました。

オンライン授業のメリット

3か月間のオンライン授業で、4つのメリットがあると感じました。

  1. 時間とお金の節約
  2. 他キャンパスの授業にも参加できる
  3. 質問がしやすい
  4. 授業動画で復習できる

1. 時間とお金の節約

自宅から授業に参加できるため、通学の必要がなく、時間と交通費の節約になりました。私は大学から1時間ほどの場所に住んでいる為、毎週3000円程かかる交通費を節約できました。

2. 他キャンパスの授業にも参加できる

2つ以上のキャンパスがある大学の場合、他キャンパスの授業に簡単に参加できるという思いがけないメリットもありました。

3. 質問がしやすい

チャット機能の利用を許可している授業の場合、テキストで質問できたので、通常の授業よりも発言がしやすかったです。

4. 授業動画で復習できる

授業が録画されていたため、授業後に見直して、理解をより深めることができました。授業中に英語が聞き取れなくても何回も聞き直すことができるのは、留学生にとっては非常に有難いと痛感しました。

オンライン授業のデメリット

一方で、3つのデメリットがあるとも感じました。

  1. コミュニケーションがとりづらい
  2. 孤独を感じやすい
  3. 授業料が高い

1.コミュニケーションがとりづらい

コースメイトと顔を合わせる機会がなかったので、コミュニケーションは非常に取りづらかったです。ディスカッションの際に、あるテーマについて効率的に話し合えても、話が広がることはありませんでした。せっかくの機会なのに、友達が作りづらいというのはもったいないな、と感じました。

2. 孤独を感じやすい

友達が作りづらく、外に出かけることもできなかったので、非常に孤独を感じやすかったです。私の場合、フラットメイトとの交流やアルバイトを通じてコミュニケーションをとる機会がありましたが、それでもやはり、対面授業の時と比べると孤独・孤立を感じました。

3. 授業料が高い

イギリスの大学院はオンライン授業でも学費は減額されないので(むしろ毎年値上げされています)、大学の施設が使えないのに高い学費を払うことに疑問を持ちました。24時間開いている図書館を使用したり、大学が開催する活動に参加してこそ、高い学費を払う価値がありますよね。

オンライン授業を成功させるには?

何をもって「成功」とするかは難しいですが、キャンパスでの授業と劣らない成果を出すことを「成功」と定義するのであれば、自ら積極的に取り組むしかありません。私自身、「オンライン留学を成功させられた」とは思いません。しかし、近況報告をする関係の友人が何人かできた、授業内容を理解しグループワークの課題もこなした、コロナ禍でも精神的に限界まで追い詰められなかった、という最低限のことはクリアできたのではないかと思います。

オンライン留学を再び経験することがあれば、コースメイトに個別のメッセージを送り交流の輪を広げる、オンライン交流会・勉強会を主催するなどすると、オンライン授業も充実させられるのでは、と思います。

また、「オンライン留学」という経験を通じて、日本に居ながらにして、海外の学校が主催するオンラインコースを受講するのは大いにありだという新しい発見がありました。例えば、プログラミングのコースを英語で受講して、海外就職を目指すというような選択肢も今後増えてくるのでは、と感じました。

おわりに

コロナの影響で、授業がオンラインになった体験談を紹介しました。同じような境遇の方の参考になれば幸いです。

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