MBA留学 Dual Degree体験記:IEビジネススクール在校生インタビュー

③留学中
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MBAのDual Degreeを検討されている方IEビジネススクールに興味がある方、このような悩みをお持ちではないでしょうか?

  • Dual DegreeってMBAと専門科目のいいとこ取りができるの?
  • Dual DegreeのMBA科目ってどんな感じ?
  • 技術系のバックグラウンドでのMBAって大変?

今回は、IEの在校生に協力してもらい、インタビューをしました。技術系バックグラウンドの、現役Dual Degree MBA生が遭遇した、留学のリアルをみていきましょう。

Yさん
Yさん

2021年より、IEビジネススクールの、DUAL DEGREE(INTERNATIONAL MBA+MASTER IN REAL ESTATE DEVELOPMENT)コースに在籍しています。本日はよろしくお願いします。

自己紹介

最初のキャリアはゼネコンで、現場監督をしていました。その会社では東南アジアに2年駐在しました。その後、不動産ディベロッパーに転職し、同じく東南アジアの別の国に駐在しました。現在は、私費でIEに通っています。

なぜDual Degreeを選んだのですか?

私のバックグラウンドから、自身の専門性を高めつつ、経営の知識を短時間で詰め込むことができるDual Degree MBAコースを志望しました。東南アジアでは、現場のPJマネジメントの仕事をしていましたが、次のステップの海外子会社の経営層を見据えたときに、幅広い経営の知識が必要だと感じたからです。

なぜIEを選んだのですか?

MBA+不動産開発のマスターを取れるのビジネススクールで、世界的にも有名なのが、米国のコーネル、シンガポール国立大学、IEの3つでしたが、米国は学費が高い、アジア以外地域にも住んでみたいということから、IEを選びました。のちほど説明しますが、ベストの選択肢だったと思います。

同じMBA+Real EstateのDual Degree生はどんな方がいますか?

例えば、コロンビア出身で不動産系のファミリービジネスの御曹司、レバノン出身で食品業界でマーケティングをやっているが不動産業界にキャリアチェンジしたいという人など、明確な目的を持っている方が多いですね。

MBA留学生活について

編集局
編集局

MBA留学生活について、色々とお聞きしたいと思います!

現在のマドリードはどんな状況ですか?

IEの2021年9月入学生は、コロナ前と同じ対面(セゴビアキャンパス)で入学式が行われました。コロナ禍のクラスサイズ25名程度から、従来の50名に戻ったようです。マドリード市の規制も、徐々に緩和されつつあります。

最初の半年間(MBAのコアピリオド)の授業はどうでしたか?

Dual Degreeのカリキュラムを説明すると、最初の半年はMBAコース(通常のMBA生と一緒にPeriod1-2とLab Periodを受講)があり、残りの1年でMasterを取るという内容になります。

私も、2021年1月から半年間はMBAのコアピリオドを受講し、現在(9月)は、Dual Degree生のみが対象のFinal PJに参加しています。これはケースを読んで、グループで発表するという内容です。そのあと、10月からマスターコースが始まることになります。

Period1について

最初は正直きつかったですね。英語のリスニングもなかなか聞き取れず、事前課題(ケース)は真面目にやっていたので時間が全然足りませんでした。しかし、1ヶ月すると慣れてきて、メリハリをつけて授業に望むことができました。

授業ではアカウンティングがキツかったです。仕分けなど全く未知の内容でしたので。。。そこで、副教材の教科書を事前に読み込んで予習して、授業に参加したり、先生や同級生に質問して進めていました。海外のプロマネの時は予算管理(原価管理)はするけれども、与えられた予算に対して増減を確認する程度でした。会計について体系的に学ぶことは、Dual Degreeにした理由の一つなので、とてもよかったです。

Period1で意外と面白かった授業は、Innovation in digital worldでした。教授がTechバックグラウンドだったので、自身の経験を交えながら説明してくれるため、授業に臨場感がありました。オペレーションがテーマの回では、自身の建築分野でのオペレーションに活かせるヒントを得ることができました。

Term2について

コーポレートファイナンスの授業がタメになりました。企業価値やDCFなど、不動産開発の投資管理に使える、基礎的な知識を学びました。前の会社では私は現場を任されていて、投資管理については上司がやっていました。この授業を受けたことで、一つ上のマネジメントに進むための基本が学べたと思います。

面白かった授業は、オペレーションズマネジメントでした。実際の仕事とリンクしますし、シミュレーションゲームを通じて楽しく学ぶことができました。

英語はどうでしたか?

正直大変でした。駐在経験もあるので、仕事の範囲の英語は大丈夫で、特に建築は図面があれば進めることができます。しかし、クラスメートとの日常会話には困りました

また、授業では、日本語で答えは出てて、中身を考えている時に他の人が答えるということがありました。これも、クラスメートや教授の英語にも慣れてきたこともあり、1ヶ月くらいで徐々に聞こえるようになってきました。今は80%が聞き取れて、わからない部分は質問するようにしています。例えばFinanceとかは意外と予習すればOKですが、自由なディスカッションがメインの授業は辛かったです。

留学前にやってよかったこと・やっておくべきだったことはなんですか?

やってよかったことは、授業内容を日本語の本を読んで、予習していたことです。現地でも、英語で調べてもよくわからないものは(Financeなど)、日本語でも読みながら勉強しました。両方の言語で勉強することで、日本でも海外でもどちらでも使える知識が身についたと思います。

一方で、もっと英語をやっておくべきだった。特にSpeakingですね。日常会話をもう少し練習しておけばよかったです。

家族とのスペイン生活はどうですか?

当たり前ですが、活気に満ちあふれていて、カオスな部分も多い東南アジアとは違いますね笑。スペインは街自体は落ち着いていると感じました。また、人が優しく、歩いてても話しかけてくれる、困っていると助けてくれるなど、嫌な思いをしたことは今のところ一回もありません。夏休みにスペイン一周しましたが、みんな親切ですね。なので、生活に不満はないです。

毎年あるという、住宅のトラブルについては、私の代の日本人ではまだないですね。みなさんIdealistaで家を探すのですが、オーナーと直接契約しているケースが多く、オーナーと良好な関係を築けているのが理由だと思います。

帯同された奥さんのスペイン生活はどうですか?

妻はスペインの洗礼を受けましたね笑。メトロでスマホを盗まれました。スマホケースに紐をつけていたのですが、コートの外ポケットにスマホを入れていました。妻が家に帰って気づいたのですが、ケースだけが残っていました。。。不幸中の幸いですが、昔のiPhoneを持参していたので、それでなんとかしました。

また、入学式の前に数週間、プレプログラムとしてスペイン語の授業が毎日あるのですが、これは奥さんと一緒に受けました。コアピリオドでは、週に一回スペイン語クラスがあり、これもパートナーが受けられます。なので、私のクラスメイトなのに、私より妻の方が仲良い人が何人もいます笑。買い物行ったり、うちにご飯食べにきたりしていますね。また、Japan Clubの催しで、スペイン人と仲良くなって遊びに行ったりしているようです。IE関係以外でも、妻は数ヶ月スペイン語教室に通っていましたね。

IEの魅力はなんですか?

とにかくクラスメートが優しいですね。年齢的にも大人なので、クラスの雰囲気もMatureで、自分にFitしました(これは米国と比べてもよかったです)。日本人も含めてアントレ志望の人が多いこと、Family Businessの人も一定数いるので、サラリーマンの私と視点も違って面白いです。

一方で、インドを除くアジア系出身者がほとんどいないため、自分が慣れている東アジアや東南アジア以外の環境にどっぷり浸かれたことはよかったです。欧州やラテンアメリカ、中東の人とは、なかなか接する機会がなく、世界中の方と関われるのは、ビジネススクールならではだと思います。

おわりに(残り1年でやりたいこと)

留学前にやりたいと思っていたことを、学んだり体験できているので、IEを選んで満足しています。マスターコースからは、クラスサイズが25名から倍になります。授業内容は自分のバックグラウンドと一致するので、その中でどこまでやれるか試したいと思います。

授業以外では、スペインの世界遺産が47個あるのですが、全部回りたいと思っています。夏休みで25個いけたので、残りを制覇したいです。

編集局
編集局

貴重なお話ありがとうございました。他のIEの学生の体験記や、授業内容についてもっと知りたい方はこちらからどうぞ!

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